Kininaru-キニナル-編集部メンバーが北近畿地域の気になるヒトを紹介するコーナー「北近畿びと」
さて、第20回目となる今回は八鹿市在住の水垣 篤さんです!
Kininaru-キニナル-編集部の「宮ちゃん」のご近所さんであり、八鹿酒造有限会社の社長になります!秀明自然農法で酒米の王者・山田錦を栽培され、夫婦杉 自然米酒として販売されています!
水垣さんは秀明自然農法に惹かれ、三木市で酒米の山田錦を栽培する農家に通い、自然農法稲作を学ばれ、Uターン前に東広島市にある「酒類総合研修所」で日本酒の醸造講習も受講されました。
自家採種にはじまり、農薬や肥料なども一切使用せず、清浄な土に本来備えた力を発揮させ作物を栽培するというものらしい。
(宮)
なんだか、とても大変そうな気がします・・・
(水垣さん)
やっぱり、苗作りや除草作業など様々な場面で手間がかかりますね。でも、昔の人は皆、こういう手間をかけ栽培をされていたんです。これは昔の人のそのままの生き方であり、日本人の基礎だと思うんです。
1999年から地元八鹿で酒米作りを始めました。太陽と水と土、自然の恵だけで育成しています。中山間地の養父市は日射量が少なく水も冷たいため収穫量はあまり多い方ではありません。でも、自家採種を繰り返した稲は安全・安心で山田錦本来の旨みを備えたものになっています。
今は姫路市の酒蔵に酒米を運び、醸造を委託されているが、今後は醸造も内製化し一貫製造で理想の商品をつくる6次産業化を目指されている。
※最近見かけなくなったお酒の自動販売機も設置されています。
日高に抜ける珍坂トンネルを目指して走っていると右手に見えてきます。珍坂トンネルから来られる方は右手側です。
秀明自然農法で作った山田錦は米が固く、味が濃くしっかりしているみたいです。しかし、発酵が進みにくく、場合によってはお酒が少ししかしぼれないことも・・・。
しかし、この山田錦だからこそ「夫婦杉 自然米酒」の味を支えているのでしょうね^^
「夫婦杉 自然米酒」、養父市でも4店舗でしか販売されておらず、あまり流通してない日本酒になるんです!
八鹿酒造有限会社 (自社)
道の駅 ようか 但馬蔵 (養父市八鹿町高柳)
道の駅但馬楽座(養父市上野)
田中保夫商店(有) (八鹿駅前)
※通信販売で購入することは可能です。
あるまま
やぶらぶウォーカー
(※どちらのサイトでも購入可能です)
正直、取材させていただくまで聞いたことありませんでした。まさか、こんな近くに隠れた銘酒が販売されてたなんて・・・
養父市で買える安心・安全なお酒。過ぎてしまいましたが父の日だったり養父市のお土産にはピッタリかもしれませんね!
※平成25年11月『養父市ブランド推奨品』に認定されています!
北近畿(但馬・京丹後)には美味しい海の幸もたくさんありますし、刺身で一杯やりたいです^^
社名 | 八鹿酒造 有限会社 |
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読み方 | ようかしゅぞう ゆうげんがいしゃ |
ジャンル | 酒屋・酒蔵 |
TEL | 079-662-2032 |
住所 | 兵庫県養父市八鹿町九鹿461 |