KININARU-キニナル-編集部メンバーが北近畿のキニナル人を紹介するコーナー！

49人目となる今回は豊岡市で福祉ネイリストとして活動されている吉岡　恵さんのご紹介♪

今回は、豊岡市でこの『福祉ネイリスト』として活動されている吉岡さんにお話を聞いてきました😄

Q・吉岡さん、初めまして！
早速ですが・・・吉岡さんが福祉ネイリストになったきっかけって何ですか？？

A・初めまして～🎶
そうですね・・・私が福祉ネイルストを目指すきっかけにたったのは、2015年の産経新聞に福祉ネイルについての記事を、母親から「読んで見たら？」と勧められ、読んでみたところ、大好きなネイル✖社会貢献=福祉ネイルという、私の中での方程式が思い浮かびました。「これだ！！」と思いすぐに福祉ネイリストの資格が習得できる認定校を調べて、大阪心斎橋校にて習得しました。
(あの頃は近隣に認定校がなく、周りの方にもすすめられなかったんです)

Q・お母さまの勧めがきっかけだったんですね😆
それでは、改めて福祉ネイリストとは?

A・ネイルサロンに何らかの理由で行く事の出来ない方々に(高齢者、障害者施設、在宅訪問、地域のコミュニティーセンター等)訪問ネイルを行い、元気&笑顔を与えるネイリストの事ですよ🥰
そして並行して、福祉ネイリストを全国に広める活動をしています！
・やりがいのあるお仕事をしたい方
・人に役にたつお仕事をしたい方
・ネイルでお仕事をしたい方
・ありがとうと言われるお仕事をしたい方
を求めています👌

全国に認定校約50校あり、福祉ネイリストは【約１０００人】と、仲間はどんどん増えているんですよ～！

詳しくは、(一般社団法人)日本保健福祉ネイリスト協会のHPもご覧ください♪
http://www.fukushinail.jp

福祉ネイルの風景♪

福祉ネイルの風景♪

Q・なるほど～😳
では、福祉ネイリストと一般ネイリストとの違いって何ですか？？

A・福祉ネイリストはネイルの技術はもちろんのこと、心のケアを重要としているんです。
介護業界で認知症ケアの技法、ユマニチュード(見る、話す、立つ、触れる)を自然に行うことが出来、そこから生まれるプラスアルファを目指しています。
施術で使用するマニキュアは、有機溶剤を含まない水溶性ネイルを使用します。
(これは刺激臭が少なくお爪にも優しく、速乾性があるためです。)

安全面からネイルニッパーを使用しませんし、ネイルアートの際にストーン(小さい飾り)は使用しません。
そして、全ての福祉ネイリストは賠償責任保険にも加入し、万が一の対策もおこなっているんです😄

Q・心のケアをしながらキレイになれるんですね♪
福祉ネイルの効果はどのようにあらわれてくるものなんですか？？

A・認知症患者へのネイル介入研究を、協会と吉備国際大学(岡山)佐藤三矢先生と施設の高齢者さんを対象とした、ネイル介入効果に関する共同研究をおこなっております。
研究結果として介護予防が出来ることも証明されています。
研究報告ご覧ください。→（https://fukushinail.jp/study01）

2017年4月には、「名古屋テレビで紹介された認知症の女性の方にも効果があらわれた。」
ということが報告されました😆
コミュニケーションがとれなかったおばあちゃんが!!→（https://fukushinail.jp/media20170425）

※2019年10月ネイル業界初!!ネイル介入の研究集会が開催され2020年1月抄録が販売されています。
https://images.app.goo.gl/GVV1CxV1NfLWB5qT6

実際に私が施設へ訪問し施術させて頂いた時、ほとんど普段は無表情のおばあちゃんも、施術後楽しさを歌で表現されたり、爪を何度も見返してくださり笑顔で「綺麗だね♪」と言ってくださる方も本当に多く居られます😉

Q・高齢者の方の「笑顔」が見れる素敵なお仕事ですね～😊
ところで、この北近畿地方に福祉ネイルを目指す認定校はありますか？

A・2019年10月に、北近畿エリア初の協会の認定校兵庫豊岡校を開校致しました。
現在生徒様は在籍しています。また、会社員の方で自宅でゲストハウスをお手伝いされている方も居られ、福祉ネイリストになったら、「ご家族ゲストハウスのお客様にネイルを施術してあげたい！」とのことです。
福祉施設に勤務されていている方でも「施設の利用者様にレクリエーションとして施術してあげたい♪」とのことで、受講されているんですよ！！

この兵庫豊岡校は出張型スクールです。マンツーマンでの少数人数で受講が可能です。
卒業後は仲間と一緒に営業活動や施設訪問、イベント参加をしていきましょう‼

HPからお気軽にお問い合わせくださいね♪
http://hyogo3.fukushinail.jp/fukushinailist/

Q・ありがとうございました！！
最後に、吉岡さんの今後の目標を教えてください😉

A・今後はこのスクールの認知活動を行いながら、同じ想いの福祉ネイリストの育成をしていきながら仲間を増やして、各地域・各施設に福祉ネイリストがいる事があたりまえである状況を作り、福祉ネイリストが一つの職業として確立させていきたいです！
私の生徒さんから、講師になりたいと思って頂ける方が誕生したら嬉しいですね♪

吉岡さん、お忙しいなか長時間ありがとうございました！！
日本全体が高齢化社会と言われ、知らない方も少ないと思います。。。もちろん、北近畿地方では高齢過疎地域と呼ばれる地域も多くなってきてますよね💦
この『福祉ネイル』が、北近畿地方はもちろん、全国で確立されていくことを私も願ってます🤗

興味のある方は、一度お問い合わせくださいね！！