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<朝来市>東洋一と言われた「神子畑選鉱場跡」に行ってきました♪

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KININARU編集部メンバーが北近畿の気になるお出かけスポットを紹介するコーナー!
今回は、朝来市佐嚢にある、「神子畑選鉱場(みこばたせんこうじょう)」のご紹介♪

かつて不夜城として、規模・産出量ともに「東洋一」と謳われた神子畑選鉱場。ずっと気になっていたのですが、近くまで来たので、行ってみました!(^^)!

神子畑選鉱場って??

兵庫県朝来市佐嚢にあり、かつて大屋町にあった明延鉱山の選鉱施設として建設された選鉱場跡。
800年頃から鉱山として開拓され、大正6年の閉山まで繁栄と衰退を繰り返してきた鉱山のようです(^^)
山の斜面を利用した選鉱場はその規模・産出量ともに「東洋一」と謳われ、「比重選鉱技術」という技法は国際的にも高い評価があり海外からも視察団が訪れるほどだったようです。
また、当時は24時間稼働しており、夜中になると選鉱場が光る姿が「不夜城」のようだったとのことです♪

明延から神子畑までをつないでいたという「明神電車」も展示されていたり当時の一部の機材が残っており、繁栄していた当時の様子が目に浮かぶようでした!(^^)!

高低差75mの規模を誇った神子畑選鉱場。上層より破砕→比重選鉱→浮遊選鉱→脱水などを経て鉱石は製錬施設に運ばれていたようです。斜面を有効に利用していたんですね(^^♪
写真にある丸い建物では、微細な個体が混じった液体から水分を除いて脱水し、個体を取り出す非ろ過分離装置。シックナーと呼ばれる円形の水槽で鉱石と水分・薬品を分離して精鉱を回収していたようです。

選鉱場の近くには、鋳鉄製の橋としては日本一の歴史を持つといわれる「神子畑鋳鉄橋」もありました(^^♪
鉱石を生野にある精錬所に運ぶために作られた道中に建設された橋のようですね♪

その他にも、外国人技師ムーセの住居宿舎「ムーセ旧居」も当時のまま残っており、現在は神子畑選鉱場が稼働していたときの模型や写真を見る事ができたり、当時の写真も展示されています(^^♪
また、ここでしか買うことのできない貴重な資料や、シックナーをモチーフにしたおしゃれな手ぬぐいやTシャツ、お菓子などの神子畑オリジナルグッズも販売中のようですよ♪
開館日:土・日・祝祭日 時間:10:00~17:00 入館料:無料

昭和の繁栄した産業の足跡が、今にも見えてきそうですね(^_-)-☆普段なかなか見ることの出来ない建造物が見れて楽しかったです♪
年間を通して、色んなイベントも開催されているようなので、キニナル!!という方は一度足を運んでみて下さいね(^^♪
晴れていると、迫力の建造物が一望できますよ~!

神子畑選鉱場のHPはこちら

どこにあるの?
詳細情報
施設名 神子畑選鉱場跡
読み方 みこばたせんこうじょうあと
ジャンル 産業遺産
TEL 079-677-2111
079-677-1717(土日祝)
住所 兵庫県朝来市佐嚢1826番地1
交通手段 朝来ICより国道429号線を西向き(宍粟市一宮町方面)車で15分
資料館営業時間 土・日・祝祭日 時間:10:00~17:00
定休日 資料館以外は年中無休で見れます
ホームページ http://mikobata.com/