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<北近畿びとNo.51>京丹後市在住の”余根田 直樹”さん

Kininaru-キニナル-編集部メンバーが北近畿のキニナル人を紹介するコーナー!

51人目となる今回は京丹後市久美浜町の『余根田 直樹』さんのご紹介♪

余根田さんは、養父市出身で、京丹後市久美浜町在住一年目のデザイナー兼イラストレーター兼アーティスト!
色んな企業のロゴ制作や、各地のイベント等でも活躍されておられます😉
先日、kininaruライターTakahiro0224がご紹介させていただいた「とゞ兵」さんでのイベントでも活躍されておられましたよ♪
早速お話を聞いてみましょう!

【以降、黒ちゃん】余根田さん、はじめまして!
最近いろんなところでお名前を見聞きしますが、主にどういった活動をされてるのでしょうか?

【以降、余根田】そうなんですか!?それは嬉しいです!
僕は半分クリエーター、半分アーティストとして活動をしています。
クリエーターとしては、企業や店舗のロゴマークやイラストをメインとした名刺やリーフレットなどを作ったり、商品のパッケージのデザインをしたりしてます。
基本的にはイラストに関する依頼は受けていますので、今までには黒板アートや顔出しパネル、伝統行事の法被のデザインなどもあるんですよ。

Q【黒ちゃん】・なるほど~。かなり多岐にわたっておられますね。ちなみに具体的にはどちらのデザインをされたのですか?

A・【余根田】飲食店でいうとキニナル北近畿さんでも紹介されていた、養父市の『COINOBA Village』さんでは鹿をモチーフにしたロゴマークと、カフェスペースとレストランスペースそれぞれにイラストを飾ってあります。


豊岡市の『todo bien coffee』さんではトドをモチーフにしたロゴマークと、店内には絵も飾らせてもらっています。

同じカバンストリートの『まちなかステーション駐車場』には顔出しパネルではなく「顔出さないパネル」もデザインさせてもらってます。

Q【黒ちゃん】・それも余根田さんのデザインだったんですか!?たしか、顔が隠れるほどたくさんの鞄を抱えるようにして写真を撮るんですよね~。ほんと発想が斬新!

A【余根田】・ありがとうございます。あの顔出さないパネルはぜひいろんな人に撮ってほしいんですよね。観光客だけでなく地元の人たちにも。顔が隠れるので照れ屋な人も撮れちゃいますし(笑)

Q【黒ちゃん】・ほんとですね(笑) ではもうひとつの顔であるアーティストの活動はいかがでしょうか?

A【余根田】・アーティストとしては、コーヒーを画材として絵を描く『コーヒーアート』をしています。先ほど言ったtodo bien coffeeさんで飾らせてもらってるのがこのシリーズです。最近ではワインで描く『ワインアート』もしています。さらには今度カカオを使い『カカオアート』にも挑戦しようかと思っています。

Q【黒ちゃん】・まさに食材アーティスト!絵の対象は動物なんですね😲コーヒーの濃淡を使ってここまでリアルに描けるとはびっくりです!!

A【余根田】・そうなんですよ。あとは別のシリーズとして、顔が動物で体が人間の『動物人間』のイラストも描いてます。こちらはコーヒーアートのようにリアルに描くのではなく線の雰囲気を活かしてポップなものにしてます。COINOBA Villageさんのレストランで飾ってるのがこちらのシリーズですね。

Q【黒ちゃん】・これはまた違うテイストで発想も楽しいですね。

A【余根田】・この動物人間はTシャツにしたり、名刺のイラストにしたりしています。
そうそう、先日も母校の八鹿青渓中学校の美術の授業をしてきたんですよ。地域の人を講師として呼ぶ出前授業というものだったんですけど、その授業では生徒に自分自身を見つめ直してもらって、自分を動物に当てはめてみたら何の動物になるのか考えてもらいました。
野球部で阪神が好きならトラを描いてもいいし、将来バレリーナになりたいのであればハクチョウにしてもいい。性格や趣味、将来の夢や自分の名前からなどいろんな方向から見て連想される動物を発見するところからはじめました。

Q【黒ちゃん】・楽しそうですね~👍そんな授業受けてみたいなぁ😆

A【余根田】・描く動物が決まったら、僕が事前に描いておいた男子と女子の制服姿の体部分に、生徒が動物の頭を描き加えるという授業の流れにしました。
最終的にはそのイラストの名刺を作り、学年みんなで名刺交換会をしたんです。「私は○○だからこの動物にしました」と選んだ理由を会話のきっかけにして😆

Q【黒ちゃん】・なるほど!人生でいちばん最初の名刺交換ですか。思い出になりますね。
他にも絵を教えたりされますか?

A【余根田】・その他には小学生向けに動物のお絵描き教室や、ワークショップとして流木を使って魚を作ったり、ちぎり絵で昆虫の標本を作ったりもしました。

Q【黒ちゃん】・先ほどからお聞きしてると、余根田さんの作品は動物をモチーフとしたものが多いんですね😮

A【余根田】・そうなんです。5年前に娘が生れた産まれたのですが、それをきっかけにある挑戦をしたんです。その挑戦とは「一年間欠かさず毎日一日一枚動物の親子の絵を描く」と。娘が産まれた翌年の1月1日からはじめて12月31日に無事366枚を描き切りました。ちなみにうるう年だったので一日多いんですよ(笑)。単純に動物が好きなこともあってめきめきと上達しました。

Q【黒ちゃん】・1年間毎日!?366枚ともなるとすごい量でしょうね!しかもうるう年(笑)ぜひ見てみたいです。展示会などはされないのでしょうか?

A【余根田】・いままでに豊岡市日高町の神鍋高原と、京丹後市大宮町でしましたが、どちらも2日間だけの展示だったんです。なのでそんなに多くの人には見てもらえてないのでまたどこかでしたいですね。
さきほどのコーヒーアートの個展もしたいと思っています。

Q【黒ちゃん】・それは楽しみですね!ぜひ多くの人に見てもらいたいですね😉

A【余根田】・ちなみにインスタグラムでも動物の親子366枚すべてアップしてますし、コーヒーアートや動物人間のイラストもあげてます。企業などのロゴマークやリーフレットなどもアップしています。インスタグラムを通じてお仕事をいただくこともあるんですよ。
幅広いジャンルを取り揃えてますので(笑)よかったら見てくださいね。

Q【黒ちゃん】・ありがとうございました!さらなる活躍を期待してます。最後に今後の目標を教えていただけますか?

A【余根田】・目標というか希望に近いのですが地域密着型でいきたいですね。絵を通じてまちづくり、ひとづくりができたら嬉しいです。
さらには但馬と丹後のネットワークを深めたいと思っています。年齢や性別関係なく、おもしろい人たちを掛け合わせて楽しい仕掛けをどんどん作っていきたいです。
もちろん地方×都会の掛け合わせもありですね。考えるだけでわくわくしちゃいます。
これからもいろんな人と知り合っていこうと思ってますので、みなさんよろしくお願いします。

余根田さんありがとうございました!!長時間にわたり、色んなお話を聞くことが出来ました♪
少子化であったりコロナ禍であったりと、これから地方のありかたが大きく変わろうとしています・・・。高校を卒業して地元を離れる学生も多いですが、地元が楽しくて戻ってきたいと思える町づくり・人づくりを地域で一丸となって進めていきたいですね。
動物をモチーフとした作品もそうですが、食材アーティストとしての今後の活躍がキニナル!ですね😆

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