＜北近畿びとNo.50＞城崎温泉街にある「CREEZAN 城崎本店」”貫田邦夫”さん

Kininaru-キニナル-編集部メンバーが北近畿のキニナル人を紹介するコーナー！

50人目となる今回は豊岡市城崎町「CREEZAN 城崎本店」でお仕事をされている貫田邦夫さんのご紹介♪

CREEZAN 城崎本店のHPはこちら

CREEZAN 城崎本店は、鞄の聖地 豊岡のファクトリーブランド CREEZANのフラッグシップショップです。CREEZANは日本の鞄生産の中心地として千年の歴史を持つ豊岡で生まれた、コニー株式会社のオリジナルバッグブランドです♪
店内は2フロア構成で、2Fにカフェスペースを併設しています。2Fのカウンター席からは風情漂う柳並木と大溪川（おおたにがわ）が一望できます。CREEZANの全商品を展開しているほか、ショップ限定のバッグや小物、豊岡の伝統工芸品「出石焼き」のオリジナル蕎麦猪口も販売しています。カフェでは、地元の但馬牛を使ったハンバーガーが人気で、日本各地のハンバーガーの大会に出展し入賞されておられるようです😲
外湯温泉巡りの合間に一息ついたり、お土産や旅の思い出のアイテム探しなど、旅を豊かにするお店をコンセプトにされておられるお店です！

それでは、今回ご紹介するスタッフの貫田さんにいくつかお話を聞いてみましょう～！

「2017年6月にCREEZAN 城崎本店がオープンすると知り、今まで飲食業と鞄関係の販売の仕事をしたことがあったので、どちらの経験も活かせる、また地元にも貢献できそうと思い応募しました。」

「人気商品は、日本の革職人と鞄職人の想いと技術を凝縮し、旅をテーマに展開するCREEZANのフラッグシップシリーズ「JETTER」です。JETTERはホワイトレザーのみで展開しているのですが、強撥水加工を施しているので、雨や汚れに強く白でも安心して持っていただけます。特に、観光でいらっしゃっている方には、旅に持っていきやすいカジュアルながら上質なRUCKが男女問わず人気です。他にも、籠のようなコロンとした形が可愛らしいショップ限定のシリーズ「PANIER」のトートバッグも普段使いにぴったりで、地元の方にも人気です。色によっては完売の状況が続いています。
個人的なおすすめは、地元豊岡が鞄生産で培った技術を活かして立ち上げた「TOYOOKA ZAIFU PROJECT −豊岡財布プロジェクト−」による、個性的なデザインの財布です。豊岡の歴史とともに発展してきた柳行李をモチーフに牛革を裁断し、日本の伝統的な素材である京都府北部の丹後織物の上に重ねて、着物文化を表現しています。丹後織物は婚礼衣装用に織られた最高級織物でとても華やかで特別感があります。切りとる場所によってそれぞれ柄の出方が違うほぼ一点もので、限られたお店でしか買えない一期一会なレアなアイテムです。」

「毎年城崎に来ると必ずお店に伺っていますと言っていただけたり、新作の鞄ができたときに毎回楽しみに来店いただけるリピーターさんの存在はとても嬉しいです。また、自慢のハンバーガーを美味しかったと言ってもらえたときも嬉しいです。
そして僕自身も食べることが好きなのですが、新しいメニュー開発時に自分が考えたメニューが採用され、そのメニューでお客様が喜んでいる姿を見るとやりがいを感じます。」

「地元の若い方は豊岡鞄にあまり興味がない方が多いかと思いますが、カフェのみのご利用でももちろん大丈夫なので、若い方にも豊岡鞄を知るきっかけになっていけば良いなと思っています。
また、お店では新型コロナの感染対策として、密にならないように席数を減らし、マスクの着用・アルコール消毒を徹底しています。また、お店の外でも楽しんでもらえるように、テイクアウト向けのメニュー開発にも力を入れています。
観光地ですが、地元のみなさまにも愛されるお店にしていきたいと思っています。みなさまが安心してお休みの日にゆっくり過ごせる憩いの場にできるように努めております。」

「スタッフ一同お店への愛情が強くて、お仕事がお休みの日でもお店に集まってしまうほど、とても仲の良い、アットホームなお店です。ぜひ遊びに来てください。」

ありがとうございました～！！
歴史ある豊岡鞄ブランドとカフェを組みあわせて、豊岡鞄の発展に取り組むのは素敵ですね😉
貫田さんが言うように、今の若い世代の方には『豊岡鞄』を詳しく知らない方も多いかもしれません・・・💦

フラッと城崎を散策したときは、ここ「CREEZAN 城崎本店」さんでカフェを楽しみながらお話を聞いてみるのもアリ！ですよ♪