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北近畿びと<No.31>但馬に移住して来られた大槻 恭子さん

Kininaru-キニナル-編集部メンバーが北近畿地域の気になるヒトを紹介するコーナー「北近畿びと」

さて、第31回目となる今回は、但馬に移住された大槻 恭子さんです!

移住される最初のきっかけとなったのは安全なお野菜を自分で作って安く手元に仕入れたかったからだとか!?
何をされている方?

一般社団法人RIGARESSEの運営をされておられ、代表理事を務められています。

看護小規模多機能型居宅介護支援事業所として、通い・訪問介護・宿泊・訪問看護サービスを提供されており、また、在宅ホスピスとして終末期看護に対応し、トータルに地域の高齢者の健康と暮らしを支えられています!

日高町の住人は約3割(兵庫県豊岡市の調査による)が独居もしくは老々世帯であり、その中には、要支援者・要介護者も含まれており。デイサービスを利用できない、あるいは隣地域の事業所まで通うなど、デイサービスなどの通所施設が少ないことが課題となっているようです・・・。

日本は世界でも類を見ないほどの『超高齢者社会』が進んでいるとニュースでよく見ますし、やはり、かなり深刻な問題となっているようです。

僕たちが住み暮らす北近畿もこの問題に対して立ち向かって行かなくてはならないですね・・・!

そんな中、大槻代表は、日本財団在宅看護センター起業家育成事業の第1期生として研修・支援を受けて2015年に起業。今回、地域のニーズを受け事業を拡大、築150年の古民家をリノベーションし「リガレッセ」を開所します。今後、コミュニティ活動の拠点としての活用も視野に入れ、事業を展開する予定とのことなので、今後も要注目です!

すごくオシャレ建物です!

話を伺っているとカフェと間違えて入ってこられる方もおられるとか・・・笑

でも確かにそれも納得のオシャレな建物です。

なんと、この建物は世界的にも有名な建築家有馬裕之さんが設計されたもの!

GA JAPANという日本の建築界を語る上で欠かせないメディアであり世界的にも有名な雑誌にRIGARESSEさんの建物が掲載されています!(※お伺いした日も東京から取材が来られていました!)

建物を少しご紹介!


(※とても立派な神棚があります!座敷わらしが写るとか写らないとか・・・笑)

影をよーく見てみてください!

 

 
全ての影が三重になっているのが分かりますか?照明も影が三重になるように配置されているのだとか!
RIGARESSEという名前とロゴに込められた想いは?


リガレッセはラテン語からくる造語。

リガーレ(繋がる、紡ぐ)エッセ(存在)という2つの言葉からなっているとのこと。

シンボルマークは、ボタンボウフウの花弁が細かく繋がり紡ぐ様を、モチーフとしてデザインされています。

ボタンボウフウの花言葉は 「長い時間のつながり」

この花のように、1人1人の存在と命を尊重し、人と人、場と場を繋げ、紡いでいく存在でありたいとの想いでデザインされたロゴのようです。

大槻代表の素敵な想いがこもっているのが伝わってきました♪

施設の前にカフェを建築予定だとか♪

施設に入居されている方が楽しくお茶やお酒を飲める場であったり、地域の人が気軽に立ち寄れる場を作ることで双方がコミュニケーションを取れる機会などを提供したいと言われていた大槻代表。

皆さんも、一度訪問してみてはいかがでしょうか?とても気さくな方なので色々な話を聞かせてくれます♪

いい意味で介護や訪問看護という職業に対する価値観を変えていただけるような出会いとなりました♪

どこにあるの?
施設の情報
施設名 一般社団法人リガレッセ
ジャンル 看護小規模多機能型居宅介護支援事業所
TEL 0796-44-1500
FAX 0796-44-1503
住所 豊岡市日高町荒川310
連絡可能時間 8時30分〜17時00分
ホームページ http://rigaresse.or.jp