北近畿びと＜No.18＞豊岡市出石町在住の坂井さんご兄弟♪※kininaru特典アリ★

KININARU編集部が北近畿の気になるヒトを紹介するコーナー「北近畿びと」

さて、今回ご紹介するのは豊岡市出石町にて「かばん工房 遊鞄」を経営されている坂井さんご兄弟です^^

店内の様子。

いたって普通の鞄屋さん・・・と思いきや、
お店の一角には、オリジナルブランド『出石帆布』のコーナー。

毎年永楽館で公演される片岡愛之助さんにプレゼントされた記念バッグの他にも、
数々の芸能人が購入された証のサインがたくさん！！！

こちらの会社は、1960年に創業。
坂井製鞄、株式会社昭栄として豊岡の鞄を製造されていました。
そんな中、2008年から、時代の流れに左右されない歴史ある帆布生地で、四季を問わず通年で使用できる鞄を造ろうと新しく立ち上げたのが出石帆布ブランドです。

「豊岡鞄」の産地の技術を生かして、1本ずつ丁寧に一針一針魂を込め、
鞄達に「生命」を吹き込んだ 「手づくり感」「心地よさ」溢れる帆布の鞄です。
帆布はとても丈夫で、革と同様使い込む程味が出てくる、なんとも味わい深い生地なのです。
（引用：但馬國 出石帆布HPより）

お兄さんの一樹さん（写真右）と弟の辰徳さん（写真左）。
主に一樹さんが店舗を、辰徳さんが製縫工場をご担当されています。

お二人とも、非常に砕けた雰囲気で楽しく仕事をされていました。
こちらの会社では、従業員はみな名前で呼び合っているのだとか。

また、苦手なことさせてもしょうがない！というのが一樹さんのポリシー。
従業員さんには「得意なことはなに？それをやろう！」というスタンスで、のびのび楽しく働きながら能力を伸ばしていってあげたいんだとお話してくれました。

一方、辰徳さんは神戸で働かれていましたが、
お店が忙しくなった一樹さんからのヘルプに応え、数年前に戻って来てご一緒に働かれることになりました。

「できるだけお客さんのご希望にカスタマイズしたOnly One」だと言われました。

というのも、遊鞄さん、お店の中に体験コーナーもお持ちです。

その様子は以前ご紹介した記事をご覧ください。
＜豊岡市＞かばんのまち豊岡で本革鞄作り体験★＜kininaru特典アリ＞

ここでは、お客様自身が鞄の形や革の種類を選んで作成できます。

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また、遊遊さんはこれまで百貨店の催事にも数々ご出店されてきました。
京阪百貨店、京都大丸、東急ハンズ、などなど。。。

現場にミシンなどの道具を持ち込んで、その場でオーダーメイドもされているそうなのです！！

その際、できる限りお客様の要望を反映させてすぐその場で作るとおっしゃるので驚きです。

「本当の職人さんには怒られるかもしれないけど・・・」と言いながら「このデザインはこうあるべき！」という職人としてのこだわりよりもお客様の使い勝手やお好みを重視したい、と話してくださいました。

なんとも素敵なこだわり。
今後も鞄業界の若き担い手として、活躍の場を広げて行かれることを楽しみにしております♪

出石帆布やかばん作り体験にご興味のある方は是非、出石まで＾＾