北近畿のグルメ・イベント情報は「kininaru北近畿」

北近畿びと<No.11>舞鶴市在住の杉山欣也さん(kininaru-キニナル-みました!特典あり♪)

kininaru編集部が北近畿の気になるひとを紹介するコーナー「北近畿びと」
さて、第11回目となる今回は、舞鶴市在住の杉山欣也さんです!

どんなひと?

舞鶴市で「はんこ屋さん」を営むご主人。
京都府内では30件程、舞鶴市ではなんと1件の彫刻技能士を取得した
「はんこ職人」さんなのです!

お店はこちら♪

東舞鶴駅より徒歩1分ほど。
ケーズデンキさんの向かえあります!

店内はこんな感じ。
たくさんの種類の「はんこ」が陳列されていました!
正直、わだっちもそれほど「はんこ」について深く検討したことはありませんでした。

今回、杉山さんお話を聞いて、なるほど!!と思えることがたくさん!

印章は日本独自のセキュリティシステム

日本では、銀行や役所を始め、重要書類には必ず「はんこ」って使用しますよね?
実は、これって日本独自のセキュリティシステムなんです!

海外は、「サイン」は主流なんです。
銀行でお金を引き出す際や、契約書にも「自筆」がセキュリティなのです!

杉山さんが「はんこ」に携わったきっかけ・・・。

御祖父さんが「はんこ屋」だったそうです。
周囲の進めで、修行に行ってこいと後押しがあり大阪に気楽な気持ちで行ったとか。
同業の紹介で日本一の「はんこ屋」と名高いお店で働くことになったそうです。

厳しく、辛い日々は続いたが、沢山の良い先輩に恵まれ今の自分があるとか。
今でも兄弟子さんとの交流があり、常に意識高く技術の向上に努めているそうです♪

国家資格・一級印章彫刻技能士

舞鶴市では唯一の一級印章彫刻技能士である杉山さん。
それを目指したきっかけを聞いてみました!

(参考資料)
印章彫刻技能士(いんしょうちょうこくぎのうし)とは、国家資格である技能検定制度の一種で、都道府県知事(問題作成等は中央職業能力開発協会、試験の実施等は都道府県職業能力開発協会)が実施する、印章彫刻に関する学科及び実技試験に合格した者をいう。 なお職業能力開発促進法により、印章彫刻技能士資格を持っていないものが印章彫刻技能士と称することは禁じられている。

※出典元:印章彫刻技能士(Wikipedia)

(わだっち)
なんで、国家資格の一級印章彫刻技能士を取得しようと思ったのですか?

(杉山さん)
町の「はんこ屋」だし資格なんて必要ないと思っていました。
しかし、兄弟弟子から「技能士と取得していないのはお前だけだ!」っと言われました。

そんなことを言われるのであればやってやる!という反骨心から取得を目指すようになりました(笑)
しかし、実際に取得を目指すと、更に上の技術・スキルがあることに気づき、そこからは毎日が修行続きでした。

上には無限に上がある!そうなると、トップを目指すようになっていましたね。
結果的に、彫刻技術の全国大会で銀賞を受賞することができました。
しかし、今でも、更に上を目指すことになっていますよ!


その時、受賞したトロフィーです。


それ以外にも、たくさん受賞され店内には賞状・トロフィーがたくさん展示されていました!

はんこってどんなタイミングで必要になりますか?

(杉山さん)
私のお店では、こんなケースがあります。
1.入籍し、実印を作成する必要があるため。
2.入籍し、姓が変わったため、通帳や行政への書類用に作成する必要があるため。
3.お祝いやお年玉など、子どもの預金通帳用に銀行印を作成する必要があるため。

しかし、私のお店で「はんこ」を作っていただいた方で、
2.は比較的に少ないと思います。

「はんこ」を作成されるときに、短時間の間ではありますが、
プライベートのことや使用目的についてしっかりと御伺いします。

初対面の方がほとんどなので、
「なんで、こんなことを質問してくるの?」と思われる方も多いです。

しかし、しっかりと理由があります。

例えば、
女性の新社会人場合、
銀行印を作りたいです → 未婚 → 結婚後に使用できなくなる
(実は凄く多い事例なのです。)
高価な買い物をしていただくので一生使用していただけるようにプライベートのこともしっかり聞くようにしています。

2.3.の場合には、
「姓」ではなく、「名」での「はんこ」をご提案することもあります。
出産した、お子様に向けては記念にもなるので喜ばれることも多いですよ!

これだけは伝えたいこと!

近年では、インターネットや量販店などで手軽に「はんこ」が買える時代になりました!
しかし、それらの多くは、機械で作られたいわゆる「既製品」です。
認印であれば、既製品でも良いとは思います。

しかし、
実印・銀行印について少し考えてみてください。
通帳が窃盗にあったり、落としてしまったときに、既製品の「はんこ」を登録して
同じ物を購入されてしまったときどうなるでしょうか?

また、質についても、
せっかく登録していたものが劣化してしまい、
登録印と異なる捺印となった場合どうなるでしょうか?

その観点から、本物の「職人」による、高い技術の「はんこ」を選択していただきたいと思います。
是非、そのようなきっかけがある場合にはご相談に足を運んでみてください。

世界にたった一つの特別な「はんこ」を作成させていただきます。

お店の詳細情報
店名 榮明印房
読み方 えいめいいんぼう
ジャンル 各種印鑑・ゴム印・表札・名刺等 販売
TEL 0773-63-5663
FAX 0773-63-5663
住所 京都府舞鶴市浜町7番地8
交通手段 JR東舞鶴駅徒歩1分
(ケーズデンキ東舞鶴店様 北隣)
営業時間 9:00 ~ 19:00
定休日 不定休
ホームページ https://www.eimei-in.com/
カード 可 (お問い合わせ下さい)
kininaru-キニナル-をみた!と言った方には
「実印・銀行印を10%OFF(一部商品除く)」
どこにあるの?